PythonのTweepyライブラリを使用してTwitterのAPIを介してツイートを取得してみます。
今回はTweepyを用います。このライブラリ・モジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■今回の環境(Python)
今回のPythonは、バージョン3.10.12を用いる。(なお、Google Colaboratory(Google Colab)を使用。)
■Tweepyライブラリを使用してTwitterのAPIを介してツイートを取得する
では、早速Tweepyライブラリを使用してTwitterのAPIを介してツイートを取得するコードセル(スクリプト)を書いていきます。
import tweepy # Authenticate to Twitter auth = tweepy.OAuthHandler("*****", "*****") auth.set_access_token("****", "******") # Create an API object api = tweepy.API(auth) # Get tweets with the hashtag public_tweets = api.search_tweets(q="大阪") for tweet in public_tweets: print(tweet.text)
まずはtweepyライブラリをインポートします。TweepyはTwitterのAPIを使用するためのPythonライブラリであり、ツイートの検索や投稿などの機能を提供。
次にTwitterへの認証を行います。OAuthHandlerクラスを使用して、TwitterのAPIキーとアクセストークンを設定します。これにより、Twitterにアクセスするための認証情報が提供されます。実際のコードでは、”*****”という箇所には実際のキーやトークンが入ります。その後、tweepy.APIクラスのインスタンスを作成します。これにより、TwitterのAPIとの対話が可能になります。認証情報が含まれたauthオブジェクトを引数として渡します。インスタンスを作成後、APIを使用して指定されたクエリ(検索条件)に基づいてツイートを検索します。api.search_tweets()メソッドを使用し、qパラメータには検索するキーワードやハッシュタグを指定します。今回は「”大阪”」というキーワードで検索しています。
その後、検索結果のツイートを1つずつ処理します。public_tweetsはツイートのリストであり、forループを使用して各ツイートにアクセスします。アクセス後、ツイートのテキストを表示します。tweet.textはツイートの本文を表します。
■実行・検証
このコードセルを保存し、Google Colaboratory上で、セルを実行してみます。
実行してみると、Tweepyライブラリを使用し、指定されたキーワードでツイートを検索し、それぞれのツイートの本文を表示させることができました。
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