mathモジュールのtrunc() 関数は、小数桁(小数点以下)を削除し整数を返すことができますので、やってみます。
trunc() 関数の戻り値は、数値の切り捨てられた整数を返します。int型。
■Python
Google Colaboratory(Google Colab),Python3.7.10
■trunc()関数を用いて小数桁を削除し整数を返す
では、早速trunc()関数を用いて小数桁を削除し整数を返してみます。
■コード
import math x = 12.7 y = -98.5 print(math.trunc(x)) print(math.trunc(y))
今回は、xという変数を定義し、その中に数値を格納します。同じように、yという変数を定義し、その中に数値を格納します。
格納後、trunc()関数を使用します。trunc()関数の括弧内には、引数,パラメータとして、数値を格納した変数(x,y)を渡します。渡された変数内の数値の小数桁(小数点以下)を削除し、整数が返されます。
返された整数をprint()関数で出力します。
■実行
このスクリプトを実行してみます。
実行してみると、xとyの変数に格納した数値が、trunc()関数を使用したことで、数値の小数桁(小数点以下)を削除し、整数が返され、print()関数で整数を出力させることができました。
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