Pythonのインスタンスメソッド（Instance Methods）について解説しています。
Pythonのインスタンスメソッド（Instance Methods）についてですが、まず、メソッド（method）とは、オブジェクトに対して呼び出すことができるラベルです。ラベルとは、ソースコード内の場所を識別する一連の文字（ラベル）であり、識別子（変数、データ型など）の形式をとっているもので、オブジェクトは、いくつかの実際の値を持つオブジェクトを作成するためのテンプレート（設計図）であるクラスの異なるコピーで、クラスのインスタンスです。
そして、インスタンスメソッド（Instance Methods）は、クラスで定義できるもので、インスタンス変数によって提供される値に対して一連のアクション,処理を実行できます。つまり、インスタンスメソッド（Instance Methods）を用いて、クラス自体に属し、すべてのインスタンスで共有されているインスタンス属性の値にアクセスし、値を変更することができます。これは、インスタンスメソッド（Instance Methods）は、クラスのオブジェクトにバインドされている（関連付けされている）ということでもあります。
なお、インスタンスメソッド（Instance Methods）を操作する場合は、最初の引数,パラメーターは常に「self（自己）」であり、インスタンス（オブジェクト）のメモリ アドレスを参照する。これを用いて、インスタンス変数の値にアクセスし、値を変更することができます。ちなみに、「self（自己）」の代わりに、プログラマーなどが決めた任意の名前を使用することができ、これを用いて、オブジェクトのインスタンス変数にアクセスできます。
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