PythonでTimestampオブジェクトを日時オブジェクトに変換する

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PythonでTimestampオブジェクトを日時オブジェクトに変換してみます。

そもそもTimestamp(タイムスタンプ)とは何なのか。Timestampは、イベントが発生したときに識別しやすいようにエンコードされたさまざまな文字、または情報のセットです。基本的には日付と時刻の使用が中心となっています。コンピューターでは、Timestampは、イベントがコンピューターによって最初に記録された時刻を示します。

エンコードされたさまざまな文字、または情報のセットのため、人間が判読できませんので、これを人間が読める日時オブジェクトに変換する必要があります。

変換するためには、osモジュールと、datetimeモジュールが必要になります。osモジュールと、datetimeモジュールは、Pythonの標準ライブラリとなっていますので、事前のインストールは必要はありません。

■Python

Pythonバージョン

今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。

■変換を行うためのファイルを用意する

Timestampオブジェクトを日時オブジェクトに変換していきますが、まずは変換を行うためのファイルを用意します。

今回用意したファイルは「test01.txt」というテキストファイルになります。ファイルが保存されているのは、「C:\Users\user\test(フォルダパス)」になります。

■Timestampオブジェクトを日時オブジェクトに変換する

変換するファイルを用意できましたので、Timestampオブジェクトを日時オブジェクトに変換するスクリプトを書いていきます。

■コード

import os
from datetime import datetime

creationdatetime = os.stat(r'C:\Users\user\test\test01.txt').st_mtime

print(datetime.fromtimestamp(creationdatetime))

インポートでosモジュール、datetimeモジュールを呼び出して、creationdatetime(作成日時)という変数を設定し、「test01.txt」が作成された日時を取得します。

そして、datetime.fromtimestampで取得された日時(Timestamp)を、日時オブジェクトに変換し、print関数で出力します。

■実行

今回書いたスクリプトを「timestamp-datetime.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、Timestampオブジェクトが変換され、日時オブジェクトとして出力されることを確認できました。

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