Amazon EC2で「Ubuntu Server」インスタンスを作成する

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今回は、Amazon EC2で「Ubuntu Server」インスタンスを作成してみます。

■PC環境

Windows10(Google Chrome)

■AWS マネジメントコンソールにアクセスする

まずは、AWS マネジメントコンソール(https://aws.amazon.com/jp/console/)にアクセスします。ページ内に「コンソールにサインイン」ボタンか、「もう1度ログインする」ボタンがありますので、いずれかのボタンをクリックします。

クリックすると「Amazon Web Services Sign-In(https://signin.aws.amazon.com/signin)」ページに移動します。ページ内には、「ルートユーザー」か「IAM ユーザー」でのいずれかの方法でサインインする方法が示されています。今回は「ルートユーザー」を選択し、「ルートユーザーの E メールアドレス」の入力欄にメールアドレスを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。

クリックすると、「ルートユーザーサインイン」という項目が表示され、先程入力したメールアドレスが表示されます。その下に「パスワード」が表示され、入力欄がありますので、パスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。クリックすると「セキュリティチェック」の項目が表示され、「画像に表示された文字」を入力します。入力後「送信」ボタンをクリックします。クリックすると認証が行われ、マネジメントコンソールが表示されますが、間違えると「Captcha 入力が正しくありません 文字を入力してもう一度試してください」と表示されます。

■EC2 Management Consoleへ移動する

マネジメントコンソールが表示後、コンソール上部の「サービス、特徴、ブログ、およびドキュメントなどを検索」という検索フォームに「EC2」と入力します。入力すると「サービス」に「EC2」が表示されますので、この「EC2(クラウド内の仮想サーバー)」をクリックします。

クリックすると「EC2 Management Console」のダッシュボードが表示されます。ダッシュボードの左側メニューの「インスタンス」から「インスタンス」をクリックします。

クリックすると、「インスタンス」のページが表示されます。ページ内の右上にある「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インスタンスを起動」というページが表示されます。このページ内でAWSクラウドで実行される仮想マシン(インスタンス)を作成していきます。作成前に、右上に「リージョン(地域)」が表示されているので、こちらを確認しておきましょう。今回は「米国東部(オハイオ)us-east-2」上で仮想マシン(インスタンス)を作成します。

■仮想マシン(インスタンス)を作成する

それでは、「インスタンスを起動」というページ内を確認していきます。まず「名前とタグ」の項目では、インスタンスの名前とタグを設定します。今回は「web-test-server」とします。「さらにタグを追加」のリンクをクリックすると、「キー」と「値」、「リソースタイプ」の3つがセットになったタグを追加することができます。なお、タグは最大50個のタグを追加することができます。

「名前とタグ」を設定後、ページを下の方に移動すると「アプリケーションおよび OS イメージ (Amazon マシンイメージ)」という項目があります。こちらの項目で、今回は「クイックスタート」タグをクリックし、「Ubuntu」を選択します。選択後、「Amazon マシンイメージ (AMI)」が表示され、2022年7月7日現在、「Ubuntu Server 22.04 LTS(HVM),SSD Volume Type」と表示されます。さらにその右側に「無料利用枠の対象」と表示されています。今回は「無料利用枠の対象」のイメージを利用します。

「無料利用枠の対象」になっているか確認後、ページ下に移動すると、「アーキテクチャ」で、今回は「64ビット(x86)」を選択します。

選択後、ページ下へ移動すると「インスタンスタイプ」の項目がありますので、項目内で、今回は「インスタンスタイプ」で「t2.micro 無料利用枠の対象」となっているかを確認します。

確認後、ページ下へ移動すると「キーペア (ログイン)」の項目がありますので、キーペアを使用してインスタンスに安全に接続する設定を行います。「キーペア名」の「選択」という文字をクリックすると、すでに作成しているキーペアか、右側に表示されている「新しいキーペアの作成」というリンクをクリックし、新しいキーペアの作成を行います。今回は「新しいキーペアの作成」をクリックします。

クリックすると、「キーペアを作成」というウインドウが表示されますので、ウインドウ内の「キーペア名」でキーペアの名前を入力します。今回は「test-server-key」とします。次に「キーペアのタイプ」でRSAか、ED25519で暗号化されたプライベートとパブリックのキーペアのいずれかを選択します。今回は「RSA」を選択しています。次に「プライベートキーファイル形式」で「.pem」形式か「.ppk」形式のいずれかでプライベートキーの保存します。今回は「.ppk」を選択しています。なお、「.ppk」は、Windows向けの無料で使用できるSSHクライアントである「PuTTY」で使用することができます。

選択後、「キーペアを作成」ボタンをクリックします。

クリックすると、「キーペア名」で先程作成した「test-server-key」というキーペアが選択された状態となり、Webブラウザ上では「test-server-key.ppk」というファイルが自動的にダウンロードされ、Webブラウザで指定されている保存場所に保存されます。このファイルは、インスタンスに接続する際に必要となりますので、大切に保存します。

「キーペア」を設定後、ページ下へ移動すると「ネットワーク設定」の項目が表示されますので、項目内の「サブネット」と「パブリック IP の自動割り当て」を確認し、「ファイアウォール (セキュリティグループ)」では、今回「セキュリティグループを作成する」を選択します。

選択後、ページ下へ移動すると、「次のルールを使用して、「****」という新しいセキュリティグループを作成します。」と表示されます。「****」の部分は新しいセキュリティグループが表示されます。その下に「からの SSH トラフィックを許可する」、「インターネットからの HTTPs トラフィックを許可する」、「インターネットからの HTTP トラフィックを許可する」のチェックボックスがありますが、今回は「からの SSH トラフィックを許可する」にチェックを入れ、「任意の場所(0.0.0.0/0)」と設定します。これで項目下にも書かれていますが、「送信元を「0.0.0.0/0」 というルールにしたことで、すべての IP アドレスからインスタンスにアクセスすることが許可されます。」。

「ネットワーク設定」の項目を設定後、ページ下に移動すると「ストレージを設定」という項目があります。ここでは作成するインスタンスのストレージを設定しますが、今回はデフォルトのままで設定はしません。

さらに「ストレージを設定」を確認後、ページ下に「高度な詳細」という項目がありますが、こちらも今回はデフォルトのままで設定はしません。

「高度な詳細」を確認後、最後にページの一番下にある「概要」の項目を確認します。こちらでは、先程まで設定した内容(ソフトウェアイメージ (AMI),垂直サーバータイプ (インスタンスタイプ))などが表示されていますので、今回作成されるインスタンスを今一度確認できます。確認後、「インスタンスを起動」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インスタンスの起動中」と表示されたページが現れます。ページ内に書かれている通り、インスタンスを起動しています。

起動後、しばらくすると「成功」と表示され、「インスタンスの起動を正常に開始しました (i-******)」と表示されます。これでインスタンスの作成及び起動は完了となります。

最後に、「EC2 Management Console」のダッシュボードの左側メニューから「インスタンス」の「インスタンス」をクリックします。

クリックすると、「インスタンス」のページが表示され、現在起動中の先程したインスタンス(Ubuntu Server)を確認することができました。

 

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