Pythonで平均値を計算するための関数を定義する

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Pythonで平均値を計算するための関数を定義してみます。これは1例です。

■今回の環境(Python)

Google Colaboratory(Google Colab),記事作成時点ではPython 3.9.16が用いられる。

■平均値を計算するための関数を定義する

では、早速平均値を計算するための関数を定義するために、コードを書いていきます。

■コード

def calculate_mean(numbers):
    # リストの合計を計算する
    total = sum(numbers)
    # リストの要素数を取得する
    count = len(numbers)
    # 平均値を計算する
    mean = total / count
    # 平均値を返す
    return mean

numbers = [1, 2, 3, 4, 5]
mean = calculate_mean(numbers)
print(mean)

def文を用いてcalculate_mean()というメソッドを定義します。括弧内には、第1の引数,パラメータとしてnumbersを設定します。このメソッドが呼び出された時の処理として、totalという変数を定義し、その中でsum()を用います。括弧内には引数,パラメータとしてnumbersを渡します。これでnumbersで受け取ったリストの合計値を求めることができます。次にcountという変数を定義し、その中でlen()を用います。括弧内には引数,パラメータとしてnumbersを渡します。これでnumbersで受け取ったリストの要素数を取得することができます。そして、meanという変数を定義し、算術演算子”/(スラッシュ)”を用いて、total変数とcount変数を除算(割り算)します。演算結果がmean変数に格納されます。格納後、returnとしてmean変数を返します。

メソッドを定義後、numbersというリストを角括弧”[ ]”を用いて定義しその中に要素(数値)を格納します。格納後、meanという変数を定義し、その中でcalculate_mean()というメソッドを呼び出します。呼び出されたメソッドの処理が実行し、結果が返されmean変数内に格納されます。

最後にprint()を用いてmean変数内の情報を出力します。

■実行・検証

このコード(セル)を保存し、Google Colaboratory上で、セルを実行してみます。

実行してみると、平均値を計算するための関数を定義し、定義した関数を呼び出す。その後、メソッドで処理された結果をprint()で出力させることができました。

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