Pythonでrequestを使用しWebhookを送信してみます。
今回はrequestモジュールを用います。このモジュール・ライブラリを、インストールしていない場合は、インストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■Webhook.siteを使用し一意のURLを取得する
requestを使用しWebhookを送信してみますが、その前にWebhook.siteを使用し一意のURLを取得します。
まずはWebブラウザを起動し、Webhook.site(https://webhook.site/)にアクセスします。
アクセスすると、ウェブページに「Your unique URL (Please copy it from here, not from the address bar!)」と表示されており、その下の欄に表示されているURLをコピーします。
これで一意のURLの取得は完了となります。取得は完了しましたが、検証でWebhook.site(https://webhook.site/)にアクセスしますので、Webブラウザは開いたままにします。
■requestモジュールを使用しWebhookを送信する
完了後、requestモジュールを使用しWebhookを送信するスクリプトを書いていきます。
■コード
import requests import json webhook_url = 'https://webhook.site/******-****-*****' data = {'名前':'テスト太郎', '性別':'男性', 'URL':'https://laboratory.kazuuu.net/'} r = requests.post(webhook_url,data=json.dumps(data),headers={'Content-Type':'application/json'})
importでrequestsとjsonモジュールを呼び出します。Pythonの標準ライブラリであるjsonモジュールは、Webhookを送信する際に、データをjson形式にして送信するときに用いる。
呼び出した後にwebhook_urlという変数を定義し、その中に先程取得したURLを格納します。
格納後、dataという変数を定義し、その中にJSON形式でデータを格納します。
その後にrという変数を定義し、その中でrequests.post()を用います。第1の引数,パラメータとして、webhook_urlを渡します。第2の引数,パラメータとしてdataを渡しますが、その際にjson.dump()を用います。この関数を用いることでJSON形式の文字列に変換できます。第3の引数,パラメータ(headers=)としてJSONリクエストなので、「’Content-Type’:’application/json’」を指定します。
これで、スクリプトを実行すると、POSTリクエストが送信されます。
■実行・検証
このスクリプトを「web_h.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトを起動します。
起動後、スクリプトを実行してみると、何も出力されませんでした。
何も出力されていませんが、Webhook.site(https://webhook.site/)にアクセスすると、「Request Details(リクエストの詳細)」として、Webhookを送信したときの情報が表示されていることが確認できました。また「Raw Content」には、JSON形式のデータも送信され届いていることが確認できました。
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