【Python】ODBC API を使用しデータベースにアクセスできるようにする Python 拡張モジュール「ceODBC」のインストールについて解説しています。
ODBC(オープン データベース コネクティビティ,Open Database Connectivity)は特別なコードを記述しなくても、多くの異なるデータベース実装にアプリケーションがアクセスできるようにする標準インターフェイスを提供します。
「ceODBC(https://anthony-tuininga.github.io/ceODBC/)」は、ODBC API を使用してデータベースにアクセスできる。なお、Python データベース API 2.0 仕様に準拠している。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■ceODBCをインストールする
ceODBCをインストールを行いますが、今回はpipを経由してインストールを行うので、まずWindowsのコマンドプロンプトを起動します。
pip install ceODBC
起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
なお、今回は、pythonランチャーを使用しており、Python Version 3.8.5にインストールを行うために、バージョンの切り替えを行います。
py -3.8 -m pip install ceODBC
切り替えるために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Defaulting to user installation because normal site-packages is not writeable Collecting ceODBC Downloading ceODBC-3.1-cp38-cp38-win_amd64.whl (319 kB) ---------------------------------------- 319.8/319.8 kB 1.2 MB/s eta 0:00:00 Installing collected packages: ceODBC Successfully installed ceODBC-3.1 [notice] A new release of pip available: 22.2.2 -> 23.0.1 [notice] To update, run: C:\Program Files\Python38\python.exe -m pip install --upgrade pip
Enterキーを押すと、インストールが開始され、上記のように「Successfully installed」と表示されます。これが表示されれば、ceODBCが正常にインストールされたことになります。
なお、今回はceODBCのバージョン3.1をインストールしました。
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