python-boxモジュールを使用しリストの操作を行ってみます。
今回はpython-boxを用います。このライブラリ・モジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■今回の環境(Python)
今回のPythonはバージョン3.8.5を用いる。(Mac OS)
■python-boxモジュールを使用しリストの作成などを行う
では、python-boxモジュールを使用しリストの作成などを行うためにスクリプトを書いていきます。
■コード
from box import BoxList # リストの作成 data = [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7,8 ] # BoxListオブジェクトの作成 box_list = BoxList(data) # リストの要素にアクセス print("1番目の要素:", box_list[0]) print("3番目から最後までの要素:", box_list[2:]) # リストの要素の変更と追加 box_list[0] = 10 box_list.append(6) # 変更後のリストの表示 print("\n変更後のリスト:") print(box_list) # 特定の値を持つ要素のインデックスを取得 index = box_list.index(4) print("\n値が4の要素のインデックス:", index)
まずはPythonのboxモジュールからBoxListクラスをインポートします。BoxListオブジェクトは、リストのようなデータ構造を提供し、リスト内の要素にアクセスしたり変更したりするための機能を提供しています。
その後、dataというリストを作成します。これは要素として1から8までの整数を持っています。次に、BoxListオブジェクトを作成します。BoxList()には、作成したいリストを括弧内に引数,パラメータとして渡します。今回はdataリストを渡しています。
次にBoxListオブジェクトを作成した後、リスト内の要素にアクセスする方法を示します。box_list[0]は1番目の要素(リストの先頭)にアクセスすることができます。また、box_list[2:]は3番目の要素から最後の要素までのスライスを取得することができます。
今後はリストの要素を変更する方法を示します。box_list[0] = 10は、1番目の要素を10に変更するものです。また、box_list.append(6)は、リストの末尾に新しい要素である「6」を追加できます。
最後に、変更後のリストを表示し、特定の値を持つ要素のインデックスを取得する方法を示します。box_list.index(4)は、値が4の要素のインデックスを取得することができます。
■実行・検証
このスクリプトを「b_list.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、ターミナルから実行してみます。
実行してみると、python-boxモジュールを用いてリストの操作を行い、操作後の結果を表示させることができました。
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