仮想環境の作成をサポートする「virtualenv」のインストールについて解説しています。
virtualenvは、既にシステムにインストールされている可能性があります。
virtualenv --version
インストールされている可能性を確認するには、Windowsのコマンドプロンプトを起動し、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押すと、virtualenvのversionが確認できます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。（Windows10）（pythonランチャーでの確認）
■virtualenvをインストールする
virtualenvをインストールを行いますが、今回はpipを経由してインストールを行うので、まずWindowsのコマンドプロンプトを起動します。
pip install virtualenv
起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
なお、今回は、pythonランチャーを使用しており、Python Version 3.8.5にインストールを行うために、pipを使う場合にはコマンドでの切り替えを行います。
py -3.8 -m pip install virtualenv
切り替えるために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Defaulting to user installation because normal site-packages is not writeable
Collecting virtualenv
Downloading virtualenv-20.8.1-py2.py3-none-any.whl (5.3 MB)
|████████████████████████████████| 5.3 MB 819 kB/s
Collecting backports.entry-points-selectable>=1.0.4
Downloading backports.entry_points_selectable-1.1.0-py2.py3-none-any.whl (6.2 kB)
Collecting platformdirs<3,>=2
Downloading platformdirs-2.4.0-py3-none-any.whl (14 kB)
Requirement already satisfied: six<2,>=1.9.0 in c:\users\user_\appdata\roaming\python\python38\site-packages (from virtualenv) (1.15.0)
Requirement already satisfied: filelock<4,>=3.0.0 in c:\users\user_\appdata\roaming\python\python38\site-packages (from virtualenv) (3.0.12)
Collecting distlib<1,>=0.3.1
Downloading distlib-0.3.3-py2.py3-none-any.whl (496 kB)
|████████████████████████████████| 496 kB 3.3 MB/s
Installing collected packages: backports.entry-points-selectable, platformdirs, distlib, virtualenv
Successfully installed backports.entry-points-selectable-1.1.0 distlib-0.3.3 platformdirs-2.4.0 virtualenv-20.8.1
Enterキーを押すと、インストールが開始され、上記のように「Successfully installed」と表示されます。これが表示されれば、virtualenvが正常にインストールされたことになります。
なお、今回はvirtualenvのバージョン20.8.1をインストールしました。
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