ODBCデータベースへのアクセスを簡単にする「pyodbc」のインストールについて解説しています。なお、ODBC (Open Database Connectivity)は、データベースにアクセスするためのオープンスタンダードアプリケーションプログラミングインターフェイス (API)です。1992年に、MicrosoftはSimbaと提携し世界初のODBCドライバーを構築している。
「pyodbc(https://github.com/mkleehammer/pyodbc)」は、ODBCデータベースへのアクセスを簡単にするオープンソースのPythonモジュールです。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■pyodbcをインストールする
pyodbcをインストールを行いますが、今回はpipを経由してインストールを行うので、まずWindowsのコマンドプロンプトを起動します。
pip install pyodbc
起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
なお、今回は、pythonランチャーを使用しており、Python Version 3.8.5にインストールを行うために、バージョンの切り替えを行います。
py -3.8 -m pip install pyodbc
切り替えるために、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Defaulting to user installation because normal site-packages is not writeable Collecting pyodbc Downloading pyodbc-4.0.34-cp38-cp38-win_amd64.whl (75 kB) ---------------------------------------- 75.1/75.1 kB 1.4 MB/s eta 0:00:00 Installing collected packages: pyodbc Successfully installed pyodbc-4.0.34
Enterキーを押すと、インストールが開始され、上記のように「Successfully installed」と表示されます。これが表示されれば、pyodbcが正常にインストールされたことになります。
なお、今回はpyodbcのバージョン4.0.34をインストールしました。
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