VirtualBox (Windows10) にAlmaLinux8をインストールする

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前回「AlmaLinux」をダウンロードしましたが、今回はVirtualBoxに「CentOS」代替OSであるAlmaLinux 8をインストールしてみます。

■PC環境

Windows 10 Pro

VirtualBox6.1

■Oracle VM VirtualBox マネージャーを起動

まずは、Window10のスタートメニューから「Oracle VM VirtualBox」をクリックします。

クリックすると、「Oracle VM VirtualBox マネージャー」が起動します。

■仮想マシンの作成

「Oracle VM VirtualBox マネージャー」が起動後、「新規(N)」ボタンをクリックします。

クリックすると、「仮想マシンの作成」のウインドウが表示されます。「名前とオペレーションシステム」と表示されています。「名前」、「マシンフォルダー」、「タイプ」、「バージョン」の入力項目があります。

この入力項目の中で「名前」に、今回インストールする「AlmaLinux」と入力します。入力すると、「タイプ」が「Linux」で、「バージョン」が「Linux2.6/3x/4x(64-bit)」と自動的にプルダウンメニューの中から選択されますので、設定はこのままで「次へ」ボタンをクリックします。

クリックすると、「メモリーサイズ」の設定画面になります。こちらでは仮想マシン(AlmaLinux)に割り当てるメモリー(RAM)の容量をメガバイト単位で設定できます。今回は、1024MBで設定して、「次へ」ボタンをクリックします。

クリックすると、「ハードディスク」の選択画面になります。こちらでは、新しいマシンに仮想ハードディスクを割り当てることができます。仮想ハードディスクは、「仮想ハードディスクを追加しない」か、「仮想ハードディスクを作成する」か、「すでにある仮想ハードディスクを使用する」かの3つから選択できます。デフォルトでは「仮想ハードディスクを作成する」になっていますので、今回のこのままの状態で「作成」ボタンをクリックします。

クリックすると、「ハードディスクのファイルタイプ」の選択画面になります。こちらでは、新しく作成する仮想ハードディスクで使用したいファイルのタイプを選択できます。選択できるのは、「VDI(VirtualBox Disk Image)」、「VHD(Virtual Hard Disk)」、「VMDK(Virtual Machine Disk)」です。デフォルトでは、「VDI(VirtualBox Disk Image)」になっていますので、このままの選択で、「次へ」ボタンをクリックします。

クリックすると、「物理ハードディスクにあるストレージ」の選択画面になります。こちらでは、作成する新しい仮想ハードディスクを使用した分だけ大きくなるか、最大サイズで作成するかを選択できます。選択できるのは「可変サイズ」か「固定サイズ」です。デフォルトでは「可変サイズ」になっていますので、今回のこのままの選択で、「次へ」ボタンをクリックします。

クリックすると、「ファイルの場所とサイズ」の設定画面になります。こちらでは、新しく作成する仮想ハードディスクファイルの場所と、サイズをメガバイト単位で設定できます。

今回は仮想ハードディスクサイズは、12.62GBで設定し、「作成」ボタンをクリックします。

クリックすると、「AlmaLinux」仮想マシンが作成されました。

■「AlmaLinux」仮想マシンを起動する

「AlmaLinux」仮想マシンを作成後、「AlmaLinux」を選択し、「起動」ボタンをクリックします。

クリックすると、仮想マシンが起動し、「起動ハードディスクを選択」というウインドウが表示されます。「ホストドライブ’D’」と表示された右側に表示されたフォルダマークをクリックします。

クリックすると、「光学ディスク選択」のウインドウが表示されますので、「追加」ボタンをクリックします。

クリックすると、「仮想光学ディスクファイルを選択してください」というウインドウが表示されますので、ダウンロードした「AlmaLinux-8.3-x86_64-dvd.iso」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。

クリックすると、「光学ディスク選択」のウインドウ内に「AlmaLinux-8.3-x86_64-dvd.iso」が追加されますので、選択された状態で「選択」ボタンをクリックします。

クリックすると、「起動ハードディスクを選択」というウインドウに「AlmaLinux-8.3-x86_64-dvd.iso」が選択された状態で表示されますので、「起動」ボタンをクリックします。

■AlmaLinux 8のインストール

クリックすると、「AlmaLinux 8」のインストール画面が表示されますので「Install AlmaLinux 8」を選択した状態でEnterキーを押します。

Enterキーを押すと、インストールが開始されます。

しばらくすると、「WELCOME TO ALMALINUX 8.」と表示されます。「What language would you like to use during the installation process?(インストール時に使用したい言語は何ですか?)」と質問されていますので、Englishなどが表示されている一覧の中から「日本語」を選択します。

「日本語」を選択すると、表示が日本語に切り替わります。その後「続行」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インストール概要」が表示されます。表示後「ネットワークとホスト名」をクリックします。

クリックすると、「ネットワークとホスト名」が表示されますので、表示されているネットワークをオフから「オン」の状態にします。その後、「完了」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インストール概要」に戻ります。戻った後に「インストール先」をクリックします。

クリックすると、「インストール先」が表示されますので、「ローカルの標準ディスク」の中で、作成した仮想ハードディスク(12.62GB)を選択します。選択するとチェックマークが表示されます。選択後、「完了」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インストール概要」に戻ります。戻った後に「ソフトウェアの選択」をクリックします。

クリックすると、「ソフトウェアの選択」が表示されますので、今回は「ベース環境」から「サーバー(GUI使用)」を選択し、「選択した環境用のその他のソフトウェア」から「デバッグツール」を選択し、「完了」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インストール概要」に戻ります。戻った後に「ユーザーの作成」をクリックします。

クリックすると「ユーザーの作成」が表示されますので、「フルネーム」、「ユーザー名」を入力し、今回は「このユーザーを管理者にする」はチェックなしで、「このアカウントを使用する場合にパスワードを必要する」にチェックを入れます。

その後、「パスワード」と「パスワードの確認」を入力し、「完了」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インストール概要」に戻ります。戻った後に「rootパスワード」をクリックします。

クリックすると、「rootパスワード」が表示されますので、「rootパスワード」、「確認」を入力し、「完了」ボタンをクリックします。

クリックすると、「インストール概要」に戻ります。戻った後に「インストールの開始」をクリックします。

クリックすると、インストールが開始されます。

開始して、しばらくすると「完了しました!」と表示されます。表示後、「システムの再起動」ボタンをクリックします。クリックすると再起動が開始されます。

■初期セットアップ

再起動後、しばらくすると、「初期セットアップ」が表示されます。「LICENSING」の「Licence Information」をクリックします。

クリックすると、「ライセンス情報」が表示されます。「ライセンス契約」の内容を翻訳し確認後、「ライセンス契約に同意します。」にチェックを入れます。その後、「完了」ボタンをクリックします。

クリックすると、「初期セットアップ」に戻ります。戻った後に「設定の完了」ボタンをクリックします。

■AlmaLinux8へのログイン

クリックすると、AlmaLinuxのログイン画面が表示されます。作成したアカウントが表示されますので、アカウントの名前をクリックします。

クリックすると、パスワードの入力欄が表示されますので、パスワードを入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。

クリックすると、AlmaLinuxにログインすることができます。これで、VirtualBoxにAlmaLinux8のインストールするという作業は完了となります。

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