Python初心者がAPIキーを使わずGoogle翻訳(googletrans)を使ってみます。(Windows10上)
Python初心者がGoogle translate(グーグル翻訳)APIを使ってみるという記事を公開しましたが、「Cloud Translation API」といったAPIキーを使わずに、PythonでGoogle翻訳を使える「googletrans」ライブラリがあることを知ったので、これを試してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。
Pythonライブラリ「googletrans」をインストール
PythonでAPIキーを使わずにGoogle翻訳を使えるようにするため、Pythonにgoogletransをインストールします。
pip install googletrans
コマンドプロンプトで上記のコマンドを入力します。
入力後、ENTERキーを押します。ENTERキーを押すとインストールが開始され完了します。
■コード
from googletrans import Translator translator = Translator() result = translator.translate("私はプログラマーです。", src="ja", dest="en") print(result.text)
こちらの記事を参考して、プログラムのソースコード記述してみました。「私はプログラマーです。」という翻訳元の言語(src)が日本語(ja)と指定し、destで翻訳先(変換先)言語である「英語(en)」を指定しています。
最後にprintで翻訳されたテキストを出力するようにしています。
このプログラムを、「googletrans-test.py」というファイルで保存します。
■実行
「googletrans-test.py」をコマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみるとプログラムは実行され結果として、「I am a programmer.」が出力されました。
Pythonライブラリ「googletrans」の注意点
Googletransは、Google Translate APIを実装した無料で無制限の Pythonライブラリであるようですが、注意点があります。
・1つのテキストの最大文字数は15 kまでしか使えない。
・google translateのWebバージョンの制限により、このAPIはライブラリが常に正しく動作することを保証していない。
・安定したAPIを使いたいなら、Google公式のtranslate APIを使うことを強く推奨する。
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