自分のコンピュータでDatasetteを使用してみます。
今回は、Datasetteを使用します。このライブラリは、Pythonの標準ライブラリ・モジュールではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■データベースファイルを用意する
今回、自分のコンピュータでDatasetteを使用してみますが、使用する前にデータベースファイルを用意します。
今回は、「C:\Users\user_(フォルダパス)」内に「test_db.db」というSQLiteファイルを用意しました。
このファイルを「DB Browser for SQLite」を用いてデータベース内を閲覧すると、上記のようになっています。
■コンピュータ上でDatasetteを使用する
データベースファイルの用意ができましたので、コンピュータ上でDatasetteを使用します。使用するために、Windowsのコマンドプロンプトを起動します。
>datasette C:\Users\user_/test_db.db
起動後、上記のコマンドを入力しEnterキーを押します。datasetteコマンドで、SQLiteファイルが置かれている場所を指定します。
[32mINFO[0m: Started server process [[36m1032[0m] [32mINFO[0m: Waiting for application startup. [32mINFO[0m: Application startup complete. [32mINFO[0m: Uvicorn running on [1mhttp://127.0.0.1:8001[0m (Press CTRL+C to quit)
Enterキーを押すと、上記のメッセージが出力されます。ポート8001でWebサーバーが起動されます。起動後、Webブラウザを起動し、アドレスバーに出力されたメッセージにも表記されている「http://localhost:8001/」のアドレスを入力し、アクセスします。
アクセスすると、Datasetteを使用することができます。Datasetteにアクセス後、「test_table01」というリンクをクリックしてみます。
クリックすると、「test_db.db」というSQLiteファイルの中身を閲覧することができます。
>datasette C:\Users\user_/test_db.db -o
なお、Windowsのコマンドプロンプトを起動しDatasetteを使用する場合に、「-o」コマンドを追加し、コマンドを入力すると、Webブラウザが自動的に開きます。
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