GitHub Actionsを利用してみます。
GitHub Actionsは、2018年にGitHubによって導入されたCI / CDおよび一般的な自動化システム。パイプラインを担当するワークフローを作成することで、コードの実行に必要な一連のアクションを減らすことができるものです。
なお、GitHub Actionsの使用料金は、パブリックリポジトリとセルフホスティングランナーの両方で無料で利用できる。プライベートリポジトリの場合、アカウントで使用する製品に応じて、一定量の無料利用分とストレージを受け取ることができる。含まれる量を超える使用は、支出制限によって制御される(https://docs.github.com/en/billing/managing-billing-for-github-actions/about-billing-for-github-actions)。
■PC環境
>Windows 10
■GitHubでリポジトリを新規作成する
GitHub Actionsを利用してみますが、その前にGitHubでリポジトリを新規作成します。
Webブラウザを起動し、GitHub(https://github.com/)にアクセスし、お持ちのアカウント情報(ユーザー名かメールアドレス,パスワード)でログインを行います。ログインすると管理画面が表示されますので、こちらの画面の右上に「+」ボタンがありますので、このボタンをクリックします。
クリックするとプルダウンメニューが表示されますので、メニューから「New repository」をクリックします。
クリックすると「Create a new repository」が表示されます。こちらで「Owner」の確認を行い、「Repository name」を入力します。今回は「action_test」とします。
次に「Description (optional)」で説明文を入力しますが、今回は入力しませんので、次に「Public」か「Private」を選択しますが、今回は「Public」を選択します。
選択後、ページ下に移動し「Initialize this repository with:」の項目を設定しますが、今回はデフォルトとままで、変更はなしにします。その後「Create repository」ボタンをクリックします。
クリックすると、新しいリポジトリが作成されました。
■新しいリポジトリにフォルダを作成する
作成後、新しいリポジトリにフォルダを作成します。
作成するために、新規で作成すると「Quick setup」が表示されており、この項目内に「creating a new file」というリンクがあるので、こちらをクリックします。
クリックすると、「New File」の編集画面が表示されますので、ファイル名の入力欄に「.github」と入力します。入力後、「”/”(スラッシュ)」を入力します。
入力すると、新しいフォルダを作成することができ、編集画面に表示されます。
表示後、さらに同じようにして「workflows」のフォルダを作成します。
作成後、「workflows」内に「github-actions-demo.yml」というファイルを作成します。作成する際に「Edit new file」にコードを入力します。今回はこちらのコードを利用させて頂きます(https://docs.github.com/ja/actions/quickstart)。
コードを入力後、ページ下にある「Commit new file」ボタンをクリックします。クリックすると、今回追加したファイルをGitに登録されます。これでイベントがトリガーされ、ワークフローが実行されます。
■ワークフロー結果の表示と確認
ワークフローの実行後、結果の表示と確認を行ってみます。
GitHub内の「Actions」タブをクリックします。クリックすると、今回のgithub-actions-demo.ymlに定義したワークフローが実行成功となり、緑のチェックマークが付いていることが確認できます。
確認後、「Actions」タブ内の今回の「GitHub Actions Demo」というワークフローをクリックします。
クリック後、さらに「Create github-actions-demo.yml」をクリックします。
クリックすると、「Jobs」という項目があり、項目内の「Explore-GitHub-Actions」をクリックします。
クリックすると、ログが表示されます。ログでは、各ステップがどのように処理されたかが表示され、表示されている「手順」を展開して、詳細を表示することができます。これで結果の表示と確認は完了となります。
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