OpenSSHを使用し、DigitalOceanクラウドサーバー(ドロップレット)に接続することについて解説しています。
なお、OpenSSHを使用し、DigitalOceanクラウドサーバー(ドロップレット)に接続する際は、事前にSSHキーの作成を行っておく必要があります。作成等に関してはこちら(https://laboratory.kazuuu.net/creating-a-cloud-server-droplets-with-digitalocean/)。
■PC環境
・Windows10 Pro
・OpenSSH_for_Windows_8.1p1, LibreSSL 3.0.2(Windows10にプリ(標準)インストール)
■DigitalOceanの管理画面からIPアドレスを確認
お持ちのDigitalOceanのアカウントで、DigitalOceanのログインページ(https://cloud.digitalocean.com/login)からログインします。
ログイン後、DigitalOceanの管理画面の「PROJECTS」から作成したクラウドサーバー(ドロップレット)のプロジェクトを選択します。選択すると、「Resources」の「DROPLETS」に作成したクラウドサーバー(ドロップレット)が表示されています。
表示されているクラウドサーバー(ドロップレット)の右側にIPアドレスが表示されていますので、IPアドレスにマウスを近づけると、「Copy」という文字が表示されますので、こちらをクリックします。クリックすると、IPアドレスの情報がコピーされます。
■コマンドプロンプトを起動する
コピー後、コマンドプロンプトを起動します。
起動する際は、Windows10のディスクトップ画面の「ここに入力して検索」という検索ボックスで「cmd」を入力すると、「コマンドプロンプト」が検索結果として表示されます。こちらをクリックします。
■OpenSSHを使用し、クラウドサーバー(ドロップレット)に接続する
ssh root@***.*.*.*<ipアドレス>
起動後、上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。「ssh」と記述し、その後に「root」と記述します。これでroot権限で接続を行います。記述後、「@」のあとに先ほどコピーしたIPアドレスを貼り付けます。
The authenticity of host ‘IPアドレス (IPアドレス)’ can’t be established.(ホスト ‘IPアドレス (IPアドレス)’ の真正性が確立できません。)
ECDSA key fingerprint is SHA256:*****(ECDSA キーのフィンガープリントはSHA256 *****)
Are you sure you want to continue connecting (yes/no/[fingerprint])?(本当に接続を続けますか)
Enterキーを押すと、上記のメッセージが出力され、「Are you sure you want to continue connecting?(本当に接続を続けますか)」と質問されていますので、「yes」を入力し、Enterキーを押します。
Warning: Permanently added ‘IPアドレス’ (ECDSA) to the list of known hosts.(警告:IPアドレス(ECDSA)を既知のホストのリストに永久に追加しました。)
Connection closed by ‘IPアドレス’ port 22(IPアドレス ポート22で接続を終了)
Enterキーを押すと、上記のように表示されます。これでIPアドレスを、既知のホストのリストに追加されました。
ssh root@***.*.*.*<ipアドレス>
表示後、再度コマンドプロンプト上で上記のコマンドを入力し、Enterキーを押します。
Enterキーを押すと、今回接続したクラウドサーバー(ドロップレット)のイメージOSが「Ubuntu 20.04.2 LTS (GNU/Linux 5.4.0-73-generic x86_64)」なので、「Welcome to Ubuntu 20.04.2 LTS (GNU/Linux 5.4.0-73-generic x86_64)」と表示され、クラウドサーバー(ドロップレット)にroot権限で接続することができます。
root@***.*.*.*<ipアドレス>'s password:
なお、SSHキーを追加していない場合は、上記のようなメッセージが表示されますので、パスワードを入力し、Enterキーを押します。
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