NumPyを使用しPythonでリスト内のすべての要素を乗算(掛け算)してみます。
■Python
Google Colaboratory(Google Colab),Python3.7.10
■NumPyを使用しリスト内のすべての要素を乗算する
では、早速NumPyを使用しリスト内のすべての要素を乗算するスクリプトを書いていきます。
■コード
import numpy list_test1 = [5,6,7,8,9] list_test2 = [1,10,100,1000,10000] multip_list1 = numpy.prod(list_test1) multip_list2 = numpy.prod(list_test2) print(multip_list1) print(multip_list2)
リスト内のすべての要素を乗算するために、インポートでnumpyモジュールを呼び出します。そのと、角括弧( [ ] )を使用しリストを定義します。今回はlist_test1,list_test1という2つのリストを定義しています。リスト内には要素(数値)を格納します。
格納後、multip_list1とmultip_list2という2つの変数を定義します。変数内でnumpy.prod()関数を使用します。括弧内には引数,パラメータとして、list_test1,list_test1という2つのリストをそれぞれ渡します。これでリスト内のすべての要素(数値)の掛け算の結果(積)が返されます。
返された掛け算の結果(積)は、multip_list1とmultip_list2という2つの変数にそれぞれ格納されます。
格納後、print()関数でmultip_list1とmultip_list2という2つの変数内の情報を出力してみます。
■実行・検証
スクリプトを作成後、このスクリプトを実行してみます。
実行してみると、numpy.prod()関数を使用したことで、今回定義したリスト内のすべての要素(数値)を乗算し、乗算した結果をprint()関数で出力させることができました。
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