PHPで三項演算子を使用する

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PHPで三項演算子を使用してみます。三項演算子を使用すると、if-else文(ステートメント)を簡素に記述することできます。

なお、三項演算子は疑問符(?・クエッションマーク)記号で表し、チェックする条件の結果である真(true)と、偽(false)の3つのオペランドを使用して、アクションを実行します。

■環境

・Windows10

・WampServer Version 3.2.3 64bit

・PHP Version 7.3.21

■if-else文(ステートメント)を使用する

まずは、三項演算子を使用せずに、if-else文(ステートメント)を使ってみます。

■コード

<?php

$age = 16;

if($age < 18){
    echo '子供';
} else{
    echo '大人';
}
?>

今回は、ageという変数を定義します。変数の中には、数値を代入します。

代入後、if-else文(ステートメント)を使用し、括弧内に条件を設定します。今回は変数に代入した値より条件として設定した値が小さい場合(真(true)の場合)に、if文内の処理(echo文による文字列の出力)を行います。また偽(false)の場合は、else文内の処理(echo文による文字列の出力)を行います。

■実行

では、このスクリプトを「hello.php」という名前で保存し、実行させてみます。

実行してみると、今回は変数の中には条件に設定した値より小さい値を代入したため、真(true)となり、if文内の処理が実行され、文字列が出力されました。

■三項演算子を使用する

では、次に本題である三項演算子を使用してみます。

■コード

<?php
$age = 16;

echo ($age < 18) ? '子供': '大人';
?>

先ほど同じように変数を定義します。変数の中には、数値を代入します。

代入後、echo文を使用し、最初に括弧内に条件を設定します。条件は、先ほど同じです。三項演算子を使用するため括弧の後に疑問符(?・クエッションマーク)記号を記述します。

記述後、設定した条件が真(true)の場合と、偽(false)の場合に実行される処理を記述します。

真(true)の場合は、左側に処理を記述します。偽(false)の場合の場合は、右側に処理を記述します。今回は両方、先ほど同じ文字列の出力を行います。

最後にコードを確認すると、三項演算子を使用すると、if-else文(ステートメント)を簡素に記述できていることがわかります。ただし、三項演算子を使用すると、なんでも簡素に記述できるわけではありません。

■実行

では、このスクリプトを「hello.php」という名前で保存し、実行させてみます。

実行してみると、三項演算子を使用せずにif-else文(ステートメント)を使用した時と同じ結果が出力されました。

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