Kotlinでvalを使用し変数を作成してみます(変数に値を割り当てる)。
変数はデータ、値を格納するためのコンテナであり、変数を作成するvalを使用します。さらに等号”=”を使用し変数に値を割り当てることができます。
■環境
Kotlin Playground(https://play.kotlinlang.org/)
Kotlin 1.6.10
■valを使用し変数を作成する(変数に値を割り当てる)
では、早速valを使用し変数を作成し値を割り当て変数内の値を表示するスクリプトを書いていきます。
■コード
fun main() { val name = "小林" println(name) }
funでmain()という関数を宣言し、main()関数を実行すると、valを使用し作成した変数の格納した値/テキストがprintln()関数を用いて出力されます。今回、変数はnameという変数を定義し、println()関数の括弧内には引数,パラメータとして、name変数を渡しています。
■実行・検証
スクリプトを書けたので、実行・検証を行います。Kotlin Playground(https://play.kotlinlang.org/)の右上にある「Run」ボタンをクリックします。
クリックすると、Kotlin Playground(https://play.kotlinlang.org/)エディタ画面下に、println()関数を用いたことで、valを使用して定義した変数内の値/テキストが出力されることが確認できました。
■valを使用し定義した変数内の値は変更できない
今回、valを使用して定義した変数内の値/テキストを出力することができましたが、valを使用し定義した変数内の値は変更できない(再割り当てができない)です。これを実際に検証してみます。
■コード
fun main() { val name = "小林" name = "田中" println(name) }
先程のスクリプトに変更を行います。valを使用し定義した変数に、新しく値/テキストを再割り当てし、実行してみます。
■実行・検証
実行してみると、「Val cannot be reassigned(Valを再割り当てすることはできません)」というエラーが出力されました。出力結果から、valを使用し定義した変数内の値は変更できない(再割り当てができない)ということがわかりました。
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