今回はAmazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)の利用を開始してみます。
著者は、AWSのアカウントを新規作成した状態で、1年間有効な無料枠がついているので、もったいないし、仮想サーバーには興味があったので、Amazon EC2を利用してみようと考え、この記事を書きました。
■Amazon EC2の利用を開始する
まずは、Amazon EC2のページ(https://aws.amazon.com/jp/ec2/)にアクセスする。
アクセスすると、「コンソールにサインイン」ボタンをクリックします。
クリックすると、AWSのアカウントを作成した時に登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインします。
ログインすると、AWSマネジメントコンソールの画面が表示されますので、上部の「サービス」をクリックします。
クリックすると、サービスの一覧が表示されますので、こちらの「コンピュータ」、「EC2」をクリックします。
クリックすると、「Amazon EC2」の画面になります。こちらで右側の「東京(国名・地域など)」といった表示がされている部分で、「東京」という表示になっているか確認します。なっていない場合は「東京」へ変更する。
■インスタンスを起動・作成
「Amazon EC2」の画面で、Amazon EC2を利用するために、「インスタンスを起動」をクリックします。Amazon EC2の仮想サーバーをインスタンス(実体)化させるために、インスタンスを起動させます。
クリックすると、プルダウンメニューが表示されますので、「インスタンスを起動」をクリックします。
クリックすると、「ステップ 1: Amazon マシンイメージ (AMI)」の画面になります。この画面で、今回はテストで「Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type」の「64ビット(x86)」を使いますので、「選択」ボタンをクリックします。なお、「Amazon Linux 2 AMI (HVM), SSD Volume Type」は無料利用枠の対象となっています。
クリックすると、「ステップ 2: インスタンスタイプの選択」の画面になります。こちらでは、インスタンスタイプを選択できますので、無料利用枠となっているt2.microを使いますので、こちらを選択します。選択後、「確認と作成」ボタンをクリックします。
クリックすると、一気に「ステップ 7: インスタンス作成の確認」の画面になります。こちらでは、作成するインスタンスの確認ができます。AMI の詳細、インスタンスタイプ、セキュリティグループ、インスタンスの詳細、ストレージ、タグを確認できます。問題がなければ、「起動」ボタンをクリックします。
クリックすると、「既存のキーペアを選択するか、新しいキーペアを作成します。」というポップアップが表示されます。著者は既存のキーペアは持っていませんので、新しくキーペアを作成しますので、「既存のキーペアの選択」の右側の三角のボタンをクリックします。
クリックすると、プルダウンメニューが表示されますので、「新しいキーペアの作成」をクリックします。
クリックすると、「キーペア名」を入力するボックスが表示されますので、新しい作成するキーペアの名前を入力します。入力後、「キーペアのダウンロード」をクリックします。
(Windows10の場合)
クリックすると、ウェブブラウザで指定したローカル上の保存先に「.pem」形式のプライベートキーファイルがダウンロードされます。このファイルは安全に保存しておく必要があります。
「キーペアのダウンロード」をクリックし、ダウンロードされた後に、クリックできなかった「インスタンスの作成」ボタンがクリック可能になりますので、クリックします。
クリックすると、インスタンスの作成が開始され、作成ステータスの画面に移動します。作成ステータスには、「インスタンスは現在作成中です」と表示されます。インスタンスが作成されるまでにはしばらくかかります。
しばらくしてから、作成ステータスの画面の「インスタンスは現在作成中です」の付近に「i-0○○○○○○」(インスタンスID)が表示されていますので、こちらをクリックします。
クリックすると、別の画面に移動します。こちらでは作成したインスタンスの状態などが確認できます。「インスタンスの状態」を確認すると緑丸に「running」と表示されていますので、サーバーが起動している状態になります。
■作成したインスタンスに接続してみる
インスタンスが作成されましたので、接続してみます。
接続する場合は、Amazon EC2のインスタンスの画面から「接続」ボタンをクリックします。
クリックすると、「インスタンスに接続」のポップアップが表示されます。インスタンスの接続方法は、「スタンドアロン SSH クライアント」、「セッションマネージャー」、「EC2 Instance Connect (ブラウザベースの SSH 接続)」と3つありますが、今回は「EC2 Instance Connect (ブラウザベースの SSH 接続)」で接続を行いますので、チェックを入れます。
「EC2 Instance Connect (ブラウザベースの SSH 接続)」ではユーザー名の入力ボックスが表示されていますが、デフォルトで「ec2-user」が入力されていますので、このまま進めます。変更することも可能です。
最後に「接続」ボタンをクリックします。
クリックすると、「EC2 Instance Connect」が立ち上がり、「Amazon Linux 2 AMI」といった表示が現れます。これで接続は完了となります。
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