PHPのstrip_tags()関数を使用し文字列からHTMLタグを取り除きます。
strip_tags()関数は、文字列からHTMLタグを取り除くことができます。なお、allowパラメータを用いて許可したHTMLタグは取り除かれませんが、通常、HTMLタグは常に取り除かれます。
ちなみに、NULLバイトが文字列に含まれていても、取り扱うことのできるバイナリセーフの機能が備わっています。
■基本的な構文
strip_tags(string,allow)
stringは、HTMLタグが含まれている文字列を指定します。
allowは、許可するHTMLタグを指定します。このパラメータを使用すると、許可したHTMLタグは削除されません。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■strip_tags()関数を使用し文字列からHTMLタグを取り除く
では、PHPのstrip_tags()関数を使用し文字列からHTMLタグを取り除くスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>strip_tags()関数を使用し文字列からHTMLタグを取り除く</title>
</head>
<body>
<?php
echo strip_tags("こんにちは、<b>世界</b>");
?>
</body>
</html>
文字列からHTMLタグを取り除くためには、strip_tags()関数を使用し、括弧内に引数,パラメーターとして文字列を渡します。文字列内にはHTMLタグが含まれています。
これで渡された情報を元に、HTMLタグが取り除かれ、HTMLタグが削除された文字列が返されます。
返された文字列をecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「remove_htmltags_str.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、strip_tags()関数を使用したことで、引数,パラメーターとして渡した文字列内のHTMLタグが取り除かれ、HTMLタグが削除された文字列をecho文で出力させることができました。
コメント