PHPのarray_shift()関数を使用し配列から最初の要素を削除し、削除された要素の値を返してみます。
array_shift()関数は、配列から最初の要素を削除し、削除された要素の値を取得することができます。
戻り値は、配列から削除された要素の値を返す。配列が空の場合はNULLを返す。
なお、キーが数値の場合、すべての要素は「0」から始まり、「1」ずつ増加する新しいキーを割り振ります。
■基本的な構文
array_shift(array)
arrayは、最初の要素を削除し、削除された要素の値を返すための配列を指定します。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■PHPのarray_shift()関数を使用し配列から最初の要素を削除し削除された要素の値を返す
では、PHPのarray_shift()関数を使用し配列から最初の要素を削除し削除された要素の値を返すスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>array_shift()関数を使用し配列から最初の要素を削除し削除された要素の値を返す</title>
</head>
<body>
<?php
$str = array("a"=>"pineapple","b"=>"banana","c"=>"kiwifruit","d"=>"apple");
echo array_shift($str)."<br>";
print_r($str);
?>
</body>
</html>今回は、strという変数を宣言し、その中でarray()関数を使用します。array()関数内の引数,パラメーターとして、キーと値（文字列）を渡します。これで配列が作成されます。
作成後、echo文とarray_shift()関数を使用します。array_shift()関数の括弧内には、引数,パラメーターとしてstr変数を渡します。渡されたstr変数内の配列で最初の値（要素）を削除し、削除された値（要素）が返されます。返されたものをecho文で出力してみます。
さらに、array_shift()関数を使用したことで、str変数内の配列で最初の値（要素）が削除された状態になっていますので、この状態の配列をprint_r()関数で出力してみます。
■実行
では、このスクリプトを「remove_first_ele_array.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行してみると、array_shift()関数を使用したことで、str変数内の配列で最初の値（要素）が削除され、削除された値（要素）が返されました。またarray_shift()関数を使用した後のstr変数内の配列をprint_r()関数で確認すると、最初の値（要素）が削除されていることが確認できました。この時はキーも一緒に削除されました。
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