PHPのvar_export()関数を使用し変数に関する構造化された情報を出力してみます。
var_export()関数は、var(Variable,変数)とexport(書き出す)という名前が付いている通り、変数に関する構造化された情報を返す、もしくは出力することができます。
■基本的な構文
var_export(variable, return);
variableは、構造化された情報を出力するために変数を指定します。
returnは、True(真)に設定すると、変数の表現は出力せず、変数の表現を返すことができます。オプションです。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■var_export()関数を使用し変数に関する構造化された情報を出力する
では、PHPのvar_export()関数を使用し変数に関する構造化された情報を出力するスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>var_export()関数を使用し変数に関する構造化された情報を出力する</title>
</head>
<body>
<?php
$test_1 ="今日は曇りです";
echo var_export($test_1)."<br>";
$test_2 = 29;
echo var_export($test_2)."<br>";
$test_3 = array("apple","banana","strawberry");
echo var_export($test_3)."<br>";
$test_4 = 57.4;
echo var_export($test_4)."<br>";
?>
</body>
</html>
変数に関する構造化された情報を出力するために、今回はtest_1,test_2,test_3,test_4という変数をそれぞれ定義します。定義した変数内に整数、文字列、配列などを格納します。
格納後、var_export()関数を使用します。関数の括弧内には、引数,パラメータとして、各変数を1つ渡します。これで渡された変数の構造化された情報が返されます。返されたものをecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「output_structured_info_var.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、var_export()関数を使用したことで、今回定義したそれぞれの変数の構造化された情報が返され、返された情報をecho文で使用し、出力させることができました。
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