Pythonでpyppeteerを使用しChromeブラウザの自動化を実行してみます。
なお、今回はpyppeteerモジュールを使用します。pyppeteerモジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■pyppeteerを使用しWebページのコンテンツを取得する
では、早速pyppeteerを使用しChromeブラウザの自動化を実行するスクリプトを書いていきます。
■コード
import asyncio from pyppeteer import launch async def main(): browser = await launch() page = await browser.newPage() await page.goto('https://www.yahoo.co.jp/') content = await page.evaluate('document.body.textContent', force_expr=True) await browser.close() print(content) asyncio.get_event_loop().run_until_complete(main())
asyncioと、pyppeteerモジュール内でlaunchを呼び出して、Chromeブラウザを自動的に起動。
起動後、Webページを開きます。今回はYahoo!Japan(https://www.yahoo.co.jp/)を指定しています。
開いた後に、page.evaluate()でWebページのコンテンツを取得しcontent変数に格納。格納後、content変数の情報をprint関数で出力してみます。
■実行
このスクリプトを「p_auto_chrome.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回指定したYahoo!Japanのページの情報を取得し出力させることができました。
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