Pythonでスライスを使用しタプルの1D配列(1次元配列)から特定の列を抽出してみます。
今回はnumpyを用います。このライブラリは、Pythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールしておく必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■スライスを使用しタプルの1D配列から特定の列を抽出する
では、早速スライスを使用しタプルの1D配列から特定の列を抽出するスクリプトを書いていきます。
■コード
import numpy as np arr = np.array([(1,3,2),(7,5,9),(8,1,4),(1,2,4)]) print(arr[:,2])
importでnumpyモジュールを呼び出します。その後、arrという変数を定義し、その中でnp.array()を用います。括弧内には引数,パラメータとしてタプルを渡します。これで1D配列(1次元配列)が作成されます。
作成後、角括弧”[ ]”を用いて抽出したい特定の列のインデックスを指定します。今回は「2」とします。なお、角括弧”[ ]”内でコロン”:”を用いることで、配列内の最初から最後(全体)を指定することができます。
抽出された特定の列をprint()で出力します。
■実行・検証
このスクリプトを「1-d_test.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回作成した1D配列(1次元配列)内のタプルから特定の列を抽出し出力させることができました。
コメント