Power Automate Desktopで「Firefox を制御することができませんでした」と表示される場合の対処方法について解説しています。
■PC環境
Windows 10 Pro
■エラーの内容
Firefox を制御することができませんでした (ブラウザーとの通信が失敗しました。アドオンがインストールされていることを確認してください)。
: Robin.Core.ActionException: Firefox を制御することができませんでした (ブラウザーとの通信が失敗しました。アドオンがインストールされていることを確認してください)。
場所 Robin.Modules.WebAutomation.Actions.LaunchFirefoxBase.Execute(ActionContext context)
場所 Robin.Runtime.Engine.ActionRunner.RunAction(String action, Dictionary`2 inputArguments, Dictionary`2 outputArguments, IActionStatement statement)
■対処方法
Power Automate Desktopで「新しいフロー」を作成する画面の上部に「ツール」という項目がありますので、こちらをクリックします。クリックするとメニューが表示され「ブラウザー拡張機能」とありますので、こちらをクリックします。
クリックすると、メニューが表示され「Firefox」とありますので、こちらをクリックします。クリックすると、「ユーザーアカウント制御」のポップアップが表示され、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」と質問されますので、「はい」ボタンをクリックします。
クリックすると、Firefoxが自動で起動し、ブラウザーが表示されます。ブラウザーには「Microsoft Power Automate – Get this Extension for 🦊 Firefox (en-US)(https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/power-automate-desktop/)」のページが表示されます。ページ内に「Add to Firefox」のボタンがありますので、こちらをクリックします。
クリックすると、「Microsoft Power Automate を追加しますか?」というポップアップがFirefoxブラウザーに表示されます。ポップアップ内の「追加」ボタンをクリックします。
クリックすると、Firefoxブラウザーの右側に「Microsoft Power AutomateがFireFoxに追加されました」というポップアップが表示されます。ポップアップ内の「OK」ボタンをクリックします。
クリック後、Firefoxブラウザーを閉じて、Firefoxを終了します。終了後、これでアドオンの有効化は完了となります。
完了後、Power Automate Desktopの「新しいフロー」を作成する画面を閉じて、Power Automate Desktop自体も終了します。
終了後、再度Power Automate Desktopを起動し、フローで「新しいFireFoxを起動する」アクションの設定を行い、フローを「実行」します。
実行してみると、FireFoxブラウザーが自動的に起動し、初期URLに指定したURLにアクセスし、Webサイトを表示させることができました。
なお、「Firefox を制御することができませんでした (ブラウザーとの通信が失敗しました。アドオンがインストールされていることを確認してください)。」というエラーは表示されなくなります。
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