Pythonでセット(Set)に複数の要素を追加してみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■セット(Set)を用意する
セット(Set)に複数の要素を追加する前に、セット(Set)を用意します。
■コード
a = set([1,3,5,9,14,20]) print(a)
今回はaという変数を作成し、その中にセットを用意します。セット内にはあらかじめ要素を追加ししておきます。今回、要素は数値にしています。
■実行
このスクリプトを実行してみると、セット(Set)の要素が出力されました。
■セット(Set)に複数の要素を追加する
セット(Set)の用意ができましたので、複数の要素を追加してみます。
■update()を使用する
■コード
a = set([1,3,5,9,14,20]) up_element = [77,88,99,199] a.update(up_element) print(a)
複数の要素を追加する際は、今回用意したセット(Set)は別にup_elementという変数を作り、その中にセット(Set)に追加する要素を記述し格納します。
格納後、用意したセット(Set)にupdate()と記述し、up_elementという変数内の要素を追加します。
追加後、print関数で用意したセット(Set)を出力します。
■実行
このスクリプトを「set_test_2.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、up_elementという変数内の要素が、今回用意したセット(Set)に追加され出力できることを確認できました。
■” | “を使用する。(パイプ演算子)
次に” | (縦棒)”(パイプ演算子)を使用し、セット(Set)に複数の要素を追加してみます。
■コード
a = set([1,3,5,9,14,20]) up_element = [77,88,99,199] a |= set(up_element) print(a)
” | (縦棒)”(パイプ演算子)を使用し要素を追加する場合は、用意したセット(Set)の後に” | (縦棒)”(パイプ演算子)を記述します。
記述後、set()と記述し、括弧内に合併させるup_elementの変数を記述します。これで内部でunion()を呼び出して、用意したセット(Set)とup_elementの変数内の要素を合併させることができます。
最後に合併させたセット(Set)をprint関数で出力します。
■実行
このスクリプトを「set_test_3.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、用意したセット(Set)とup_elementの変数内の要素を合併して出力させることができました。
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