Arduino Elegoo MEGA2560 R3ボードでLCD ディスプレイ(液晶表示器)で温度を表示させてみます。
■用意したもの
・Arduinoバージョン1.8.13がインストールされているPC(Windows10)
・Elegoo MEGA2560 R3ボード、1個(https://amzn.to/3oioq7l)
・BREADBOARD(ブレットボード) MB-102、1個(https://amzn.to/33EqXkn)
・LCD1602モジュール(LCD1602module)、1個(https://amzn.to/3mM1oFu)
・ポテンショメータ(Potentiometer) (10k)、1個(https://amzn.to/36yExrF)
パーツがバラバラになっていますので、上部の完成写真のようにパーツを接続しておきます。
・サーミスタ(Thermistor)、1個(https://amzn.to/3ogYpFr)
・10k ohm resistor(抵抗器)、1個(https://amzn.to/2VuwGF1)
黄色の帯に「10K」と記載されています。
・オス – オス ジャンパー線(ジャンパーワイヤ)(M-M wires (Male to Male jumper wires))、18つ(https://amzn.to/2I2pmgG)
それぞれ(ELEGOO Arduino用のMega2560スタータキット最終版)に付属しているものです。
■サーミスタ(Thermistor)への理解
サーミスタは、抵抗値が温度に依存するタイプの抵抗器です。技術的には、すべての抵抗器はサーミスタといえます。抵抗は温度によってわずかに変化し、その変化は通常非常に小さく、測定するのが困難です。サーミスタは、温度によって抵抗値が大きく変化するように作られています。1度あたり100オーム以上変化させることが可能となっています。
サーミスタには、「NTC(負の温度係数)」と「PTC(正の温度係数)」の2種類があります。 一般に、温度測定にはNTCセンサーが使用される。 PTCはリセッタブルヒューズ(繰り返し使用が可能な自己復帰型の過電流保護素子)として使用される。
■ブレットボードにLCD ディスプレイを接続する
それでは、Elegoo MEGA2560 R3ボードでLCD ディスプレイを使用してみますので、まずはブレットボードとLCD ディスプレイを接続します。
接続する前に、LCD ディスプレイのピンには上記のような記載があることを覚えておくと良いです。
ブレットボードにLCD ディスプレイをしっかりと接続します。接続があまいとディスプレイがすぐ外れてしまいます。
■ブレッドボードに、オス – オス ジャンパー線を接続する
ブレットボードにLCD ディスプレイを接続した後は、ブレッドボードに、オス – オス ジャンパー線を接続します。
ブレッドボードに、オス – オス ジャンパー線を接続する際に、ポテンショメータ、抵抗器、サーミスタも取り付けます。
■Elegoo MEGA2560 R3ボードに、オス – オス ジャンパー線を接続する
接続した後は、Elegoo MEGA2560 R3ボードに、オス – オス ジャンパー線を接続します。
■Elegoo MEGA2560 R3ボードをPC(パソコン)に接続する
接続後、Elegoo MEGA2560 R3ボードをUSBケーブルを使って、PC(パソコン)に接続する。
接続すると、LCD ディスプレイが光ります。
■コードをアップロードし、マイコンボードに書き込む
接続後、ELEGOO Arduino用のMega2560スタータキット最終版に付属したCD-ROMをパソコンで読み取ります。
CD-ROMから「日本語」をクリックする。
「code」をクリックする。
「Lesson 23 Thermometer」をクリックする。
「Thermometer」をクリックする。
「Thermometer.ino」をクリックする。
クリックすると、「Arduino」が起動し、ウインドウ内に「HelloWorld」のコードが表示されます。
このコードをMEGA2560 R3ボードに書き込みますが、このまま書き込むと、エラーが発生し書き込むことができないので、ライブラリを追加する必要があります。
ライブラリを追加するには、CD-ROMの「Lesson 23 Thermometer」の中にある「LiquidCrystal.zip」というファイルを、コピーし、Windows10のローカル上に保存します。
保存後、「Arduino」のウインドウ上部にある「スケッチ」をクリックします。プルダウンメニューが表示されますので「ライブラリをインクルード」をクリックします。さらにメニューが表示されますので、「.ZIP形式のライブラリをインストール」をクリックします。
クリックすると「インストールするライブラリを含むZIPファイルまたはフォルダを指定してください。」というウインドウが表示されますので、「LiquidCrystal.zip」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。
クリックすると、「スケッチ」の「ライブラリをインクルード」に「提供されたライブラリ」として「LiquidCrystal」が追加されますので、確認します。
ライブラリが追加された状態になりますので、「Arduino」の上部にある「マイコンボードに書き込む・書込装置を使って書き込み」ボタンをクリックします。クリックする際は、接続したPC(パソコン)でMEGA2560 R3ボードが認識されているかを確認し、クリックします。
クリックすると、「ボードへの書き込みが完了しました。」と表示され、書き込みが成功しました。
書き込みが成功すると、LCDディスプレイに、現在の温度がリアルタイムで表示されます。
表示されない場合は、ポテンショメータのつまみを調整すると表示されます。それでも表示されない場合は配線が間違っている恐れがあります。
■LCDディスプレイに現在の温度が表示されるのかの検証
書き込み後、LCDディスプレイに現在の温度が表示されるのかの検証を行いました。
検証を行いましたが、LCDディスプレイ上にリアルタイムで現在の温度が表示されることを確認できました。
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