【Arduino入門】16×2 キャラクタ LCD ディスプレイ(液晶表示器)を使用する

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Arduino Elegoo MEGA2560 R3ボードでLCD ディスプレイを制御して、ディスプレイにテキストを表示してみます。

■用意したもの

・Arduinoバージョン1.8.13がインストールされているPC(Windows10)

・Elegoo MEGA2560 R3ボード、1個

・BREADBOARD(ブレットボード) MB-102、1個

・LCD1602モジュール(LCD1602module)、1個

 

・ポテンショメータ(Potentiometer) (10k)、1個

パーツがバラバラになっていますので、上部の完成写真のようにパーツを接続しておきます。

・オス – オス ジャンパー線(ジャンパーワイヤ)(M-M wires (Male to Male jumper wires))、16つ

それぞれ(ELEGOO Arduino用のMega2560スタータキット最終版)に付属しているものです

■16×2 Character LCD ディスプレイへの理解

これらのLCD ディスプレイは、テキスト/文字のみを表示するのに最適なので、「キャラクタLCD(液晶表示器)」と呼ばれたりします。

ディスプレイにはLEDバックライトがあり、2行に32文字のASCII文字を表示でき、各行には16文字が表示されます。

16×2 Character LCD ディスプレイをよく見ると、各文字の小さな長方形と、文字を構成するピクセルが見えます。これらの長方形のそれぞれは「5×8ピクセル」のグリッドとなっています。

LCD ディスプレイは、テキストのみを表示しますが、16×1、16×4、20×4などのサイズと色があり、青の背景に白のテキスト、緑の背景に黒のテキストなどが存在します。

これらのLCD ディスプレイはすべて交換可能となっているため、プラグを抜いて別のサイズや色のLCDを使うこともできます。

■ブレットボードにLCD ディスプレイを接続する

それでは、Elegoo MEGA2560 R3ボードでLCD ディスプレイを使用してみますので、まずはブレットボードとLCD ディスプレイを接続します。

接続する前に、LCD ディスプレイのピンには上記のような記載があることを覚えておくと良いです。

ブレットボードにLCD ディスプレイをしっかりと接続します。接続があまいとディスプレイがすぐ外れてしまいます。

■ブレッドボードに、オス – オス ジャンパー線を接続する

ブレットボードにLCD ディスプレイを接続した後は、ブレッドボードに、オス – オス ジャンパー線を接続します。

■配線(完成)(ブレッドボード側のみ)

■Elegoo MEGA2560 R3ボードに、オス – オス ジャンパー線を接続する

接続した後は、Elegoo MEGA2560 R3ボードに、オス – オス ジャンパー線を接続します。

■Elegoo MEGA2560 R3ボードをPC(パソコン)に接続する

接続後、Elegoo MEGA2560 R3ボードをUSBケーブルを使って、PC(パソコン)に接続する。

接続すると、ディスプレイの部分が光ります。

■コードをアップロードし、マイコンボードに書き込む

接続後、ELEGOO Arduino用のMega2560スタータキット最終版に付属したCD-ROMをパソコンで読み取ります。

CD-ROMから「日本語」をクリックする。

「code」をクリックする。

「Lesson 22 LCD Display」をクリックする。

「HelloWorld」をクリックする。

「HelloWorld.ino」をクリックする。

クリックすると、「Arduino」が起動し、ウインドウ内に「HelloWorld」のコードが表示されます。

このコードをMEGA2560 R3ボードに書き込みますが、このまま書き込むと、エラーが発生し書き込むことができないので、ライブラリを追加する必要があります。

ライブラリを追加するには、CD-ROMの「Lesson 22 LCD Display」の中にある「LiquidCrystal.zip」というファイルを、コピーし、Windows10のローカル上に保存します。

保存後、「Arduino」のウインドウ上部にある「スケッチ」をクリックします。プルダウンメニューが表示されますので「ライブラリをインクルード」をクリックします。さらにメニューが表示されますので、「.ZIP形式のライブラリをインストール」をクリックします。

クリックすると「インストールするライブラリを含むZIPファイルまたはフォルダを指定してください。」というウインドウが表示されますので、「LiquidCrystal.zip」を選択し、「開く」ボタンをクリックします。

クリックすると、「スケッチ」の「ライブラリをインクルード」に「提供されたライブラリ」として「LiquidCrystal」が追加されますので、確認します。

ライブラリが追加された状態になりますので、「Arduino」の上部にある「マイコンボードに書き込む・書込装置を使って書き込み」ボタンをクリックします。クリックする際は、接続したPC(パソコン)でMEGA2560 R3ボードが認識されているかを確認し、クリックします。

クリックすると、「ボードへの書き込みが完了しました。」と表示され、書き込みが成功しました。

書き込みが成功すると、LCDディスプレイに「hello、world」というメッセージが表示されます。その表示の下に「0」からカウントアップする数字が表示されます。

表示されない場合は、ポテンショメータのつまみを調整すると表示されます。それでも表示されない場合は配線が間違っている恐れがあります。

■LCDディスプレイにテキストが表示されたのかの検証

書き込み後、LCDディスプレイに「hello、world」というテキストが表示されたのかの検証を行いました。

検証を行いましたが、コードに記述されたテキストが、ディスプレイに表示されることを確認できました。

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