Pythonを使用してテキストファイルを読み取ってみます。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。(Windows10)
■テストでテキストファイルを用意する
Pythonでテキストファイルを読み取ってみたいと思いますので、まずテキストファイルを用意します。
今回用意したテキストファイル(test01.txt)は上記になります。
ファイルの保存先は「C:\Users\user\test(フォルダパス)」となります。
■テキストファイルを読み取るスクリプトを書く
テキストファイルが用意できましたので、用意したテキストファイルを読み取るスクリプトを書いていきます。
■コード
fs = open(r"C:\Users\user\test\test01.txt","r") con = fs.read() print(con) fs.close()
テキストファイルを読み取る際は、open()関数を使います。この関数は、主に「ファイル名(テキストファイル名)」と「モード」の2つの引数を指定します。今回の場合では、1番目の引数に、テキストファイル名とフォルダパス、2番目には読み取りを行いますので、「r」と指定します。この「r」は読み取りモードを意味しています。
そして、今回は読み込んだテキストファイルの中身全てを読み取りますので、read()関数を記述し、()の中には何も記述しません。このようにすることで、ファイルの中身全てを読み取ることができます。
ファイルの中身全てを読み取り、print()関数で読み込んだものを出力させます。
■実行
今回書いたスクリプトを、「text-read-test.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回用意したテキストファイルの中身が読み取られ、print()関数で出力されることを確認できました。
■テキストファイルで読み取る文字を限定する
今回用意したテキストファイルの中身を読み取ることができましたが、読み取る文字を限定することもできます。
■コード
fs = open(r"C:\Users\user\test\test01.txt","r") con = fs.read(2) print(con) fs.close()
読み取る文字を限定する場合は、read()関数の()に文字数を記述することで、読み取る文字を限定させることができます。今回は「2」と記述させて、スクリプトを保存し、コマンドプロンプトから実行させてみます。
実行させてみると、読み取る文字が限定されて出力されることが確認できました。
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