obniz Boardに接続したLEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)でLEDを点灯させ文字を表示させてみます。
■用意したもの
・obniz Board
・LEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)
・Micro USBケーブル
これらは「obniz Starter kit(オブナイズ スターターキット)」に付属しています。
別途用意したもの
・Windows10を搭載したノートパソコン(オンラインのプログラムエディタを開くため)
・インターネット環境、WiMAX(ワイマックス)。
■obniz Board本体にLEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)を取り付ける
オンラインのプログラムエディタを開く前に、obniz BoardにLEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)に取り付けておきます。
取り付ける際に、LEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)の裏面にピンが「GND」、「VCC」、「SDA」、「SCL」と表記されていることを確認します。これは
確認し、obniz Boardに取り付ける際は、LEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)を上記の番号に差し込んだことを覚えておきます。
■オンラインのプログラムエディタを開き、プログラムを作る
obniz Boardを起動します。起動させるとディスプレイに「obnizID」が表示されますので、このIDを「obniz – developer’s console(http://obniz.com/ja/console/program)」をアクセスした時に入力し、プログラムエディタを開きます。
プログラミングを作る際は、「デバイスへの接続」と、「MatrixLED_HT16K33」のリファレンスを参考します。
ここで注意しないといけないのが「MatrixLED_HT16K33」のリファレンスで、obniz BoardにマトリックスLEDを接続する際のJavascriptのコードが下記のように表示されています。
const matrix = obniz.wired("MatrixLED_HT16K33", { vcc:0, gnd:1, sda:2, scl:3 });
これをそのままコピーして貼り付けて、プログラムを実行してもLEDを点灯することができませんでした。「vcc:0, gnd:1, sda:2, scl:3」の部分が、obniz Starter kit(オブナイズ スターターキット)に付属していたMatrixLED_HT16K33のピン位置とは異なっていました。
この部分のコードを変更するために、覚えておいたLEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)をobniz Boardに差し込んだ時の番号とMatrixLED_HT16K33のピンの表記をもとにコードを書き直します。
■コード
「デバイスへの接続」と「MatrixLED_HT16K33」のリファレンスなども参考にし、書き直したコードが上記になります。
今回は、LEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)にアルファベットの「A」を表示させます。
■実行・検証
今回作ったプログラムが完成後、エディタの上部にある「実行」ボタンをクリックします。
クリックすると、新しいウインドウが表示されて、上記のように表示されます。
LEDマトリクス(MatrixLED_HT16K33)の方を確認すると、LEDが点灯し、アルファベット「A」が表示されていることを確認できました。
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