OpenCVモジュールを使用してPythonでビデオ(動画)ファイルのフレームの総数を見つけてみます。
OpenCVモジュールは、Pythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.2」を使用しています。(Windows10)
■動画(ビデオ)を用意する
OpenCVモジュールを使用してPythonでフレームの総数を見つける前に、フレームの総数を見つけるために動画(ビデオ)を用意します。
今回は「sample.mp4」というmp4形式の動画(ビデオ)ファイルを用意しました。今回用意したものは著作権フリーとなっている動画(ビデオ)です。
保存されている場所は「C:\Users\user\test(フォルダパス)」です。
■OpenCVモジュールを使用してビデオのフレームの総数を見つける
動画(ビデオ)ファイルを用意できましたので、OpenCVモジュールを使用してビデオのフレームの総数を見つけるためのスクリプトを書いていきます。
■コード
import cv2 cap = cv2.VideoCapture(r"C:\Users\user\test\sample.mp4") totalframecount = int(cap.get(cv2.CAP_PROP_FRAME_COUNT)) print("このビデオの合計フレーム数は:" , totalframecount)
インポートで、cv2(OpenCV)モジュールを呼び出して、動画(ビデオ)ファイルを読み込むために、capという変数を作成し、cv2.VideoCapture()を使います。
次に、totalframecountという変数を作成し、読み込んだ動画(ビデオ)ファイルの総フレーム数をカウントするために、「cap.get(cv2.CAP_PROP_FRAME_COUNT)」と記述します。カウントした数字を、int()で数字の文字列を整数に変換します。
最後に、カウントした総フレーム数をprint関数で出力します。
■実行
今回書いたスクリプトを、「totalnumber_videoframes.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行してみると、今回用意した動画(ビデオ)ファイルの合計フレーム数は「874」という結果が出力されたことを確認できました。
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