Pythonでhashlibを用いて利用可能なハッシュアルゴリズムのリストを出力する

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Pythonでhashlibを用いて利用可能なハッシュアルゴリズムのリストを出力してみます。

今回はhashlibモジュールを用います。このライブラリ・モジュールは、Pythonの標準ライブラリですので、事前にインストールする必要はありません。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)

■hashlibを用いて利用可能なハッシュアルゴリズムのリストを出力する

では、早速hashlibを用いて利用可能なハッシュアルゴリズムのリストを出力するスクリプトを書いていきます。

■コード

import hashlib

print(hashlib.algorithms_available)

importでhashlibモジュールを呼び出します。その後にhashlib.algorithms_available変数を記述します。この変数内に現在のプラットフォームで利用可能なハッシュアルゴリズムの情報が格納されています。出力させるために、print()を用います。

■実行・検証

このスクリプトを「hash_algorithm.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

{'sha512_256', 'blake2s', 'sm3', 'sha3_512', 'sha3_256', 'sha256', 'sha384', 'md5-sha1', 'md5', 'sha3_384', 'ripemd160', 'shake_128', 'shake_256', 'mdc2', 'sha512_224', 'md4', 'sha512', 'sha1', 'sha224', 'whirlpool', 'sha3_224', 'blake2b'}

実行してみると、現在のプラットフォームで利用可能なハッシュアルゴリズムの情報が出力されました。

なお、今回は現在のプラットフォームで利用可能なハッシュアルゴリズムの情報を出力しましたが、一部のアルゴリズムは特定のプラットフォームとオペレーティングシステムで使用できないものもありますので、ご注意ください。

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