Pythonでnumpyを使用し行列の垂直連結を行う

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Pythonでnumpyを使用し行列の垂直連結を行ってみます。

今回はnumpyを用います。このライブラリ・モジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。

■Python

今回のPythonのバージョンは、「3.9.9」を使用しています。(Windows11)(pythonランチャーでの確認)

■numpyを使用し行列の垂直連結を行う

では、早速2つの行列を作成し、それらを垂直に連結して新しい行列を作成するスクリプトを書いていきます。

■コード

import numpy as np

# 2つの行列を手動で指定
matrix1 = np.array([[1, 2, 3],
                    [4, 5, 6]])

matrix2 = np.array([[7, 8, 9],
                    [10, 11, 12]])

# 行列の各行を垂直に連結して新しい行列を作成
result_matrix = np.vstack((matrix1, matrix2))

# 元の行列と結果の行列を表示
print("行列 1:")
print(matrix1)

print("\n行列 2:")
print(matrix2)

print("\n垂直連結後の結果行列:")
print(result_matrix)

まずはnumpyライブラリをnpとしてインポートします。numpyは数値計算に便利な多次元配列を提供するパッケージです。次に行列の作成のために、np.array 関数を使用して、2つの行列 matrix1 と matrix2 を作成します。これらの行列はNumPyのndarrayオブジェクトとして格納されます。

格納後、行列の垂直連結を行います。np.vstack 関数を使用して、matrix1 と matrix2 を垂直に連結し、新しい行列 result_matrix を作成します。この操作により、matrix1 の下に matrix2 が連結されます。

最後にprint関数を使用して、各行列と結果の行列を表示します。”\n” は改行を示し、表示を整形します。各行の説明コメントも含まれており、出力は分かりやすくしています。

■実行・検証

このスクリプトを「vc_m.py」という名前で、Pythonが実行されている作業ディレクトリ(カレントディレクトリ)に保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。

実行してみると、2つの行列を作成し、それらを垂直に連結して新しい行列を作成。作成後、垂直に連結された行列を出力させることができました。

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