PHPを使用しアラートメッセージボックスをポップアップ表示してみます。
なお、PHP自体ではアラート(警告)メッセージボックスが表示できませんので、PHP本体内のJavaScriptコードを使用してアラートメッセージボックスをポップアップ表示してみます。
■環境
・Windows10(Microsoft Edge)
・WampServer Version 3.2.3 64bit
・PHP Version 7.3.21
■アラート(警告)メッセージボックスを表示する
では、アラート(警告)メッセージボックスを表示するスクリプトを書いてきます。
■コード
<?php
echo '<script>alert("ようこそのWebの世界へ")</script>';
?>
アラート(警告)メッセージボックスが表示する際は、PHPのecho文を使用し、中にJavaScriptのscriptタグを書きます。書いた後に、アラート(警告)メッセージボックスが表示するために、alert()と書きます。
書いた後に括弧内にアラート(警告)メッセージボックスで表示させる文字列を書きます。これで、アラート(警告)メッセージボックスを表示することができます。
■実行
では、このスクリプトを「hello.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、Webブラウザにアラート(警告)メッセージボックスが表示され、さらに「localhostの内容」と表示されます。表示されたボックスの中にalert()の括弧内に書いた文字列が表示されることが確認できました。なお、アラート(警告)メッセージボックスの「OK」ボタンをクリックすると、ボックスが閉じます。
■PHP の関数 ( function )を使用し、アラート(警告)メッセージボックスが表示する
では、次にPHP の関数 ( function )を使用し、アラート(警告)メッセージボックスを表示するスクリプトを書いていきます。
■コード
<?php
function func_alert($message){
echo "<script>alert('$message');</script>";
}
func_alert("ようこそのWebの世界へ");
?>
func_alertという関数を定義し、括弧内にmessageという引数を指定します。関数の中にecho文を使用し、中にJavaScriptのscriptタグを書きます。書いた後に、アラート(警告)メッセージボックスが表示するために、alert()と書きます。括弧内にはmessageという引数を指定します。
指定後、func_alertという関数を呼び出す。その際に括弧内にアラート(警告)メッセージボックスが表示するための文字列を書きます。
■実行
では、このスクリプトを「hello.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、関数を呼び出され、Webブラウザにアラート(警告)メッセージボックスが表示されることが確認できました。
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