Pythonでkeyboardモジュールを使用し、ホットキーを押すたびにコールバックを呼び出してみます。
なお、今回はkeyboardモジュールを使用します。keyboardモジュールはPythonの標準ライブラリではありませんので、事前にインストールする必要があります。
■Python
今回のPythonのバージョンは、「3.8.5」を使用しています。(Windows10)(pythonランチャーでの確認)
■keyboardモジュールを使用しホットキーを押すたびにコールバックを呼び出す
では、早速keyboardモジュールを使用しホットキーを押すたびにコールバックを呼び出すスクリプトを書いていきます。
■コード
import keyboard keyboard.add_hotkey("ctrl+alt+p",lambda: print("CTRL+ALT+P を押しました!")) keyboard.wait()
ホットキーを押すたびにコールバックを呼び出す場合は、インポートでkeyboardモジュールを呼び出します。その後にadd_hotkey()関数を使用します。第1の引数には、ホットキーを指定します。第2の引数には、lambda関数と、print関数を使用し、ホットキーを押した場合に出力する文字列を指定します。
最後に、wait()関数を使用し、ホットキーが押されるのを待ちます。
■実行
このスクリプトを「hotkey_callback.py」という名前で保存し、コマンドプロンプトから実行してみます。
実行すると、何も出力されませんが、今回指定したホットキー「Ctrl+Alt+P(同時押し)」を押すと、文字列が出力されました。ちなみにホットキーを押すたびに何度もprint関数で文字列が出力されます。
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