Git(ギット)for windowsのダウンロードとインストールしてみる

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Git(ギット)for windowsのダウンロードとインストールしてみます。

Git(ギット)とは、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システムとなります。

■ダウンロード

まずは、「Git for Windows(https://gitforwindows.org)」にアクセスします。

アクセスすると、「Download」ボタンがありますので、こちらのボタンをクリックします。

クリックすると、Webブラウザで指定されたローカル上の保存場所に「Git-2.27.0-64-bit.exe」といったファイルがダウンロードされます。今回は64bit版Windows10の環境下でダウンロードを行っています。

■インストール

ダウンロードされた「Git-2.27.0-64-bit.exe」といったファイルをダブルクリックで起動させます。

ダブルクリックすると、「Git 2.27.0 Setup」のウインドウが表示されます。「Please read the following important informaion before continuing(続行する前に、次の重要な情報をお読みください)」と表示されていますので、「GNU General Public License」のフリーソフトウェアライセンスの内容を読んで、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると「Select Destination Location(場所を選択)」になります。こちらではGitはどこにインストールするか設定します。デフォルトでは「C:\Program Files\Git」となっていますので、このままでも問題はありません。変更したい場合は「Browse…」ボタンをクリックして変更します。設定後、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Select Components(コンポーネントを選択)」になります。こちらではどのコンポーネントをインストールするか選択します。デフォルトでは、

・Windows Explorer integration(Windowsエクスプローラーの統合)
・Git Bash Here(Git Bashが起動)
・Git GUI Here(Git GUIが起動)
・Git LFS(Large File Suppot)(Git LFS がインストール)
・Associate .git* configuration files with the default text editor(.git *構成ファイルをデフォルトのテキストエディターに関連付けます)
・Associate .sh files to be run with Bash(実行する.shファイルをBashに関連付ける)

上記が選択された状態となっています。このままの選択状態でも問題ありません。

コンポーネントの選択が完了した後は、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Select Start Menu Folder(スタートメニューフォルダを選択)」になります。プログラム(Git)のショートカットをどこに配置するか設定します。デフォルトのままでも問題ありません。変更したい場合は「Browse…」ボタンをクリックして変更します。「Don’t create a Start Menu folder(スタートメニューフォルダーを作成しない)」にチェックを入れることで、スタートメニューフォルダを作成しない設定も可能です。

設定後は、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Choosing the default editor used by Git(Gitが使用するデフォルトのエディターの選択)」になります。こちらではGitでどのエディターを使用するか選択します。

好みでエディターの選択を行います。今回は「Use Visual Studio Code as Git’s default editor(Visual Studio CodeをGitのデフォルトエディターとして使用する)」を選択し、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Adjusting your PATH environment(PATH環境を調整する)」となります。こちらでは、コマンドラインからGitをどのように使用するか選択します。デフォルトでは「Git from the command line and also from 3rd-party software(コマンドラインおよびサードパーティソフトウェアからのGit)」が選択されており、「オススメ(Recommended)」という表示されています。なので、今回はデフォルトのまま、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Choosing the SSH executable(SSH実行可能ファイルの選択)」となります。こちらではGitでどのSSH(Secure SHell)クライアントプログラムを使用するか選択します。デフォルトでは「Use OpenSSH」が選択されており、このままでも問題はないので、今回はこのままで「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると「Choosing HTTPS transport backend(HTTPSトランスポートバックエンドの選択)」となります。こちらではGitでHTTPS接続に使用するSSL / TLSライブラリを選択します。デフォルトでは「Use the OpenSSL library」が選択されており、このままでも問題はないので、今回はこのまま「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Configuring the line ending conversions(行末変換の構成)」となります。こちらでは、Gitはテキストファイルの行末をどのように扱うべきかを設定します。今回は「Checkout ad-is, commit as-is(そのままチェックアウト、そのままコミット)」を選択し、「チェックアウト時もコミット時も改行コードを変換しない」ように設定します。

設定後、「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると「Configuring the terminal emulator to use with Git Bash(Git Bashで使用するターミナルエミュレーターの構成)」になります。こちらでは、Git Bashでどのターミナルエミュレーターを使用するか選択します。デフォルトでは「Use MinTTY(the default terminal of MSYS2)(MinTTY(MSYS2のデフォルト端末)を使用します)」が選択された状態で、このままでも問題はありませんので、今回はこのまま「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Choose the default behavior of ‘git pull’(「git pull」のデフォルトの動作を選択します)」になります。こちらでは、「git pull」はデフォルトの状態で何をすべきかを選択します。デフォルトでは「Default(fast-forward or merge)」となっていますので、このままでも問題はありませんので、今回はこのまま「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Configuring extra options(追加オプションの構成)」となります。こちらでは、どの機能、追加オプションを有効にするか選択します。デフォルトでは「Enable file system caching(ファイルシステムのキャッシュを有効にする)」、「Enable Git Credential Manager(Git Credential Managerを有効にする)」が選択されています。このままでも問題はないので、今回はこのまま「Next」ボタンをクリックします。

クリックすると、「Cofiguring experimental options(実験オプションの構成)」になります。こちらでは、実験中の最先端機能を有効にするかどうか設定できます。設定をしなくてもインストールが行えますので、今回は実験オプションはなしで、「Install」ボタンをクリックします。

クリックすると、インストールが開始されます。

インストールが完了すると、「Completing the Git Setup Wizard(Gitセットアップウィザードの完了)」と表示されます。「Setup has finished installing Git on your computer. The application may be launched by selecting the installed shortcuts.(セットアップはコンピューターへのGitのインストールを完了しました。インストールされているショートカットを選択すると、アプリケーションが起動する場合があります。)」と書かれています。これでGitのインストールは完了となります。

「Git 2.27.0 Setup」のウインドウを閉じますので、「View Release Notes」の項目のチェックを外して、「Next」ボタンをクリックします。クリックするとウインドウが閉じます。

■Gitを起動してみる

Gitのインストールが完了しましたので、スタートメニューから、

「Git Bash」をクリックします。クリックすると、「Git Bash」が起動します。

起動したGit Bashで、Gitのバージョンを確認してみます。

git --version

上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押してみます。

git version 2.27.0.windows.1

ENTERキーを押すと、上記の結果が出力されます。これで問題なくインストールされていることが確認できました。

■Gitの初期設定を行ってみる

Gitを使うための、必要最小限の設定(初期設定)を行ってみます。

・ユーザー名の設定

「Git Bash」を起動し、まずはユーザー名を設定してみる。

git config --global user.name “ユーザー名”

上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押す。本名で登録してみる。

ENTERキーを押すと、何も結果が出力されないので、不安になる。

git config --global user.name

そこで、登録したユーザー名を確認するために、上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押す。

ENTERキーを押すと、入力したユーザー名が出力される。これでユーザー名の設定は完了しました。

・メールアドレスの設定

次に、メールアドレスを設定してみる。「Git Bash」を起動した状態で、

git config --global user.email “メールアドレス”

上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押す。

ENTERキーを押すと、何も結果が出力されないので、これも不安になる。

git config --global user.email

そこで、登録したメールアドレスを確認するために、上記のコマンドを入力し、ENTERキーを押す。

ENTERキーを押すと、入力したメールアドレスが出力されますので、これでメールアドレスの設定は完了できました。

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