PHPのsubstr_count()関数を使用し文字列内で指定された文字列の出現回数を数えてみます。
substr_count()関数は、文字列内で指定された文字列の出現回数を数えることができます。
なお、指定した文字列では大文字と小文字が区別されます。さらに指定した文字列が重複している場合、出現の回数はカウントされません。
■基本的な構文
substr_count(string,substring,start,length)
stringは、指定した文字列が出現している文字列を指定します。検索対象となる文字列。
substringは、出現回数を数える文字列を指定します。
startは、検索対象となる文字列のどこから検索を始めるかを指定します。負の値を指定すると、文字列の最後から数えることができます。
lengthは、検索の長さを指定します。start引数,パラメーターとlength引数,パラメーターの合計が文字列の長さより大きい場合に警告メッセージを出力します。
■環境
・Windows10
・XAMPP 8.0.6
・PHP Version 8.0.6
■substr_count()関数を使用し文字列内で指定された文字列の出現回数を数える
では、PHPのsubstr_count()関数を使用し文字列内で指定された文字列の出現回数を数えるスクリプトを書いていきます。
■コード
<html lang="ja">
<head>
<title>substr_count()関数を使用し文字列内で指定された文字列の出現回数を数える</title>
</head>
<body>
<?php
echo substr_count("This wonderful world. wonderful people.","wonderful");
?>
</body>
</html>
文字列内で指定された文字列の出現回数を数えるために、substr_count()関数を使用します。substr_count()関数の括弧内には、第1の引数,パラメータとして検索対象となる文字列を渡します。第2の引数,パラメータでは、第1の引数,パラメータで渡した文字列内で出現回数を数える文字列を渡します。これで渡された情報を元に、文字列内で指定された文字列の出現回数が数えられ、出現回数が返されます。
返された出現回数をecho文で出力します。
■実行
では、このスクリプトを「count_number_occurrences_str.php」という名前で保存し、実行させてみます。
実行させてみると、substr_count()関数を使用したことで、引数,パラメータとして渡した文字列内で指定した文字列の出現回数が数えられ、数えられた出現回数をecho文で出力させることができました。
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